【軽装備は死ぬ】愛宕山廃線ルートを行く。
関西圏の廃墟好きの登竜門のひとつだと個人的に思う。廃線だよ?そんなん嫌いな人が世の中にいるわけないやん。大好きだから気になってついに羨望の地に行ってきちゃったわ。4年前くらいからずっと行きたかったんだよね~。
・愛宕山登山入口までバス・車・自転車・徒歩で向かう。
(徒歩の場合は清滝トンネルを徒歩で縦断する事になるので要注意)
・廃線に沿って廃トンネル3までを抜けて山道に沿って登る
(途中のトンネルは出口が崩壊しており迂回する必要がある)
・登山ルートに沿って登り、途中から獣道に入り廃線を辿って向かう
(詳しいルートは知らんけどコンクリに沿って歩く距離が多そうだからオススメ)
今回は愛宕山神社に向かう鳥居脇から廃線を辿って向かいました。最初から自然道?を歩くルートやね。目印はこの看板。
無断侵入禁止なのは単に危険だからという理由だとどこかのブログに書いてありました。何があっても自己責任なルートという解釈なのかな。まあトンネルは崩壊してるし巨木が倒れているし危険なのは明白ですな。
立ち入り禁止を通り抜けて数分でこの様。しかも登り続けてるから苦しいよ。体力なんて猫の餌にあげたから持ってない。
ボルトが苔むした所に顔を出してる様子は可愛いね。足場は湿気を吸い込んだ枯葉のふかふか感と小石のごろつきが絶妙にうざい。滑りそうで滑らない、そんな感じですね。
立ち入り禁止パート2。さっきと同じように直進します。
代り映えのない景色を虫の声に囲まれたまま登り続ける。この時点ではまだ余裕がある。もちろんこの道を行くのは私だけで他に誰もいないからちょっと不安になる。虫の声こえーんだよっ!
1つめのトンネルが見えてきた高揚と木の隙間を潜って進まなくてはならないと悟ってテンションが訳わからない事になった。虫がいたらどうする!でも進み続ける。マジ怖い。
うぇぇ…。マジでやだ…蜘蛛の巣が絶妙なところに張ってるし虫も歩いてるし。私ほんと虫がダメなんだよ。くぐったけど。漢気。
トンネルちゃんが目の前に!中は意外に長くて怖かったけどひんやりして涼しかった思い出。なかで数分休憩したレベルで涼しい。
出口が見えるけど不気味なんだよなあ。涼しいし幽霊の噂はここでは知らないのでビビる必要なんてないんだけどね。うん。すこし怖い。
出口を確認したときは思わずニンマリした。すげえ事になってるじゃないかと、こんな場所を歩けるなんて光栄だと口元をゆるめずにいられない。ひょいひょいと上がって1つめのトンネルを後にする。
靴擦れした。まさかの履き慣れたAirMaxに裏切られた。
登り始めた頃には気が付いてたんだけどね。
雰囲気はいいね~。
次のトンネルは出口が崩壊してるので迂回ルートを進みます(下調べ済)
ここでハイキング中の3人組の男性と鉢合わせして気まずかったです。彼らはガッツリと登山姿、山の民。わたくしスキニー、Tシャツ。完全なるタウンの民。
まあ廃線跡を辿って登る人たちなので趣味は若干かぶってる、大丈夫、仲間だから…(人見知りの塊)
見えてきました。右側の獣道以下の斜面を上がっていきます。
少し登ってみました。ふつうに足場が今までの比じゃないレベルで悪いです。airMaxなんかで来たらダメです。ついでにゴールまで残り半分くらいだと思われます。
靴擦れの傷に何かが触れるたびに足が爆発するのでここで下山しました。あんな獣道亜種を登って降りるなんてか弱い乙女に出来る訳がないのです。それに体力もやはり足りないようです。運動なんて自転車くらいやし本格的に鍛える必要性が見えてきました。体力があるから疲れ知らずかと言えばきっと疲れるんだろうけどさ!
ゴリラになるためにスクワットから始めようと思う。
明日から…今日はたくさん歩いて登ったから…ね…?
【まとめ】
・登山靴を推奨
・両手が使えるバックパックがおすすめ
・汚れてもいい服装で(泥がはねたりする)
・単独でも大丈夫だけどいざとなったら死ぬ
(電波がちょいちょい圏外になるため)
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