【考古学】ラスコー展でクロマニョン人への理解を深めてきた
▼ラスコー展に行ってきた
クロマニヨン人が残した洞窟壁画の特別展。国立科学博物館ほんと好きで半年に一度は絶対に行くんよ。珍しい食動物の展示もあるし子供向け施設と思ってる大人の諸君はぜひ行った方がいい。シアターは列んでる事が殆どだけど360度はマジすごい。
古代生物に想いを馳せたり人類の進化や学術的な発展を肌で感じたり何でもござれよ。のんびり展示を見たら日本館だけでも相当時間を掛けられるので暇な休日はぜひ。
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特別展「世界遺産 ラスコー展 〜クロマニョン人が残した洞窟壁画〜」
▼ラスコー壁画ってそもそも何ぞや?
(画像はwikiより)
フランスにある先史時代の洞窟壁画。製作者はクロマニヨン人。発見は1940年、近隣の村の子供たちが発見し多くの見物客が訪れた。1963年から壁画の状態を守るため現在でも非公開。時代と共に形が失われるのは悲しいねえ。
▼クロマニヨン人ってなに?
15000年前の人類の祖先であり私達と同じホモ・サピエンスである。彼らは死者を弔ったり装飾品を持ったり彫刻など凡ゆる文化を持っておりヨーロッパ人のルーツと言える種族。マンモスなどの大型動物の減少と共に絶滅したと言われている。
▼展示物とか雰囲気
一部を除く展示物は撮影できるのは科学博物館ならではだと思う。以前も蘭学の展示で幾つか撮影させてもらったし( ˘ω˘ )
ラスコー展にあるもの↓
クロマニヨン人たちの再現。瞳がリアル。
一番の見どころであるラスコー壁画の再現。色を使っていた事が分かるね。
物語性があるとされる壁画。よ〜〜くみると鳥人間が描かれている。
たしか土曜日に行ったんだけど思ったより混雑はしてなかった。平日ならスムーズに見学が出来るかも。
▼感想
1万年と2千年前から愛してる〜〜♪と歌い出したいところだけど1万年と5千年も前の壁画の話である。果てしなく遠い過去、イエスキリストすら生まれてない。どんな神話も描かれていない時代にストーリー性を秘めた壁画の存在。もし解析が出来たらどんな事が分かるだろう。興味深い。
▼まとめ
絵画における表現技法は数百年単位で成長を遂げた訳だけどもクロマニヨン人の描く技術の高さには驚くばかりだった。わしらなんて土器だし。ハニワだし。形態学や遺伝子学で分かった事は多く、学問の発展を今後も祈るばかりである。なぜならキリンジなみの凡人を喜ばせ楽しませる一面を持っているからだ。
考古学はマジ浪漫だな〜〜。
タイムスリップと永遠の命があるなら人類のルーツをこの目で見てみたいものよね。
おしまい
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