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ressentiment、足りてる?

幽霊探しアンド雑多なレビュー

【江戸時代のサイコパスもここで】鈴ヶ森処刑場跡に行ってきたルポ

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鈴ヶ森処刑場に行ってきたレポート。夜に行ったら写真もクソもなかったから夕暮れの写真で紹介していくぜよ。

 

 

 

▼鈴ヶ森処刑場とは

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 火炙と磔刑を主な刑罰としていた処刑場。現在も首洗いに使用した井戸や磔刑に使用した台石が残る。鈴ヶ森処刑場は東海道を通る者は必ず目を向けなければならない位置にあり、処刑を見せしめとしていた一面を持つ江戸の三大刑場の一つである。

 

 

 

▼どんな処刑?どんな人が処刑されたの?

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説明書きにある八百屋お七サイコパスのコピペにありそうな内容だ。お七の実家が火事で焼き出されて両親と共にお寺に避難、そのお寺で恋人が出来たものの新居は完成。引っ越さなければならなくなった。

 

 

 

新居での生活を始めながらも恋人への想いを募らせ、また家が燃えればお寺で一緒に過ごせると考えて放火。もちろん放火は当時でも重罪であったことからお七は此処、鈴ヶ森で火炙の刑に処された。

 

 

 

あとの方々は倒幕を企ててバレて処刑とかそんな感じ。私的にはお七の他に平井権八もなかなか強烈なので紹介したい。

 

 

 

 

平井権八は殺人、強盗犯である。彼が最初に殺したのは父の同僚、そして江戸へ逃亡。江戸で女が出来るも生活に困窮し130人を辻斬り、強盗。それから何があったか虚無僧になる。郷里に帰り父母を探すも死んでいた事が解り、それをキッカケに自主をしたと言われている。そして処刑。チーンである。

 

 

 

とんでもない奴なんだけど思い切りがすごい!ということで書いておいた。まあ思い切りの使い方に問題があるからみんなは思い切りをこんな使い方をしたらあかんぜよ!

 

 

 

 

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ちなみに鈴ヶ森での火炙は弱火でじわじわ焼いていくため火炙の刑が行われている日は悲鳴が四方に響いたらしい。海風によって火が消えてしまう事もあった。ゆっくり、ゆっくりと時間を掛けて我が身を焼かれ、その煙を浴びながらやがて酸欠で死ぬ。火炙りとはそういう刑であった。

 

 

 

 

ウーン!私は善良な日本国民だから経験する事はないけど火炙は超怖いと思った。火傷は一部だけでも激痛なのに足からあの痛みが広がるなんて恐ろし過ぎて無理。(そもそも現在の日本では絞首刑しかないけどさ)

 

 

 

 

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鈴ヶ森処刑場跡は狭い敷地内に所狭しと暮石とミニサイズのお地蔵さんが乱立している。敷地が広かったり森閑としてれば京都にある墓池みたいな雰囲気になるんだろうけど、第一京浜が走ってるため異様な怖さは皆無。

 

 

 

墓池の記事はこちら

jidaraku91.hatenablog.com

 

 

恐らく現在も語られているような霊現象は怖がらせたり面白がる為の話題なだけだと思う。霊現象を観測できる可能性は低いだろう。まあ暇な幽霊がいるかもしれないね、程度で名物幽霊になるようなのはいないんじゃないかな。私が幽霊なら第一京浜沿いを飛びまくる方が有意義だし、ついでに言うと居心地が良さそうな排気ガスの少ない場所に移動して憑きたいです(願望)

 

 

 

 

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大きい石碑を横から。周りの雰囲気的にも肝試しにならないことが伝わるだろう。

 

  

 

 

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刑場は史跡だと知った。へえ〜〜。

 

 

 

 

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手前のアミアミが付いてるのは首洗いの井戸。跳ねた首を此処で洗い、それから晒し首。死んだ細胞なんて腐るだけでどうせ汚れるんだから洗う手間いるか?といつも思う。

 

 

 

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近藤勇晒し首の瓦版 小島史料館蔵)

いやホントに晒し首にするのにわざわざ洗う理由ってなによ?!

 

 

 

 

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とにかく歴史はすごいが現在では全体的に地味だし狭い。

 

 

 

 

十数万人規模で凄惨な刑が行われていた場所だとは到底、思えない。以前に書いた蹴上の粟田口処刑場の方が行ったときの不気味さはあった。やっぱり山だからかな。ともあれ時間の経過というのはすごい。人間は体験した内容から想像と共感をすると言うけど死刑を目の当たりにした事がない、凄惨な遺体を見た事がない私としては正直、無味な場所だった。

 

 

蹴上、粟田口処刑場の記事はこちら

jidaraku91.hatenablog.com

 

 

ライブリークやISの処刑動画を時々観てしまうから何も知らないという訳ではないけど実際に立ち会った時に知る、匂いや他の人の反応をリアルタイムで感じてないのだから何も知らないのと大差ないような気がする。というか病気で死にいく人は見た事があるけども人の手によって死に行った人の悲痛など見た事もないし知人の口から聞いた事もない。殺される人間を文字や映像で見ることと眼前にする事では頭の中で組み立てるパズルに情報が足りなさ過ぎる。

 

 

 

 

余談だが、死体と言えば十年以上前に三軒隣の年下の子と遊んでて、首吊り遺体を見てしまったことがある。忘れもしない夏休み真っ只中である。

 

 

 

 

雑木林のなかに人が立ってて滅多に人がいないから二人で見に行ったら男の人が宙吊りになってた。酸っぱいような甘いような臭い匂いが風が吹くと顔面に当たって嫌だった。遺体は50代くらいのオッサンで遺体の細かい様子は割愛するけども全体的な感想としては『あ〜〜色々と黒くなるんだな〜〜』だった。

 

 

 

当時はなんだっけな。確かライブリークじゃないんだけどウクライナ系の動画が話題になってて、それを見た後だったからショックは殆ど無かった。

 

 

 

▼まとめ

鈴ヶ森処刑場は心霊スポットではなく史跡。処刑された人達を知ると楽しめる。わざわざ出向かなくても写真は多々出回ってるし何より狭いから行かなくても良いと思う。

 

 

 

おわり

 

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