【昼間調査部】京都でいちばん場所?!?!?F地区再調査に行ってきた!
▼F地区のはじまり
このほかにも幾つかF地区関連を書いてるから興味があったらブログ内検索してね!
▼再訪から9ヵ月が経過してた
こんな長期間も凸を疎かにしていたとは驚いた。しかし此処は市内でも私から見ればクッソ遠いのである。愛車のマイプジョー君を乗るには最近の腰の様子から考えて恐ろしい。そのため徒歩で今回は参上した。その距離およそ往復で20㎞。たぶん3~5㎞くらいは大目みても良いはずだから23~25㎞。もはやキ〇ガイである。競歩おばさん。
もちろん普段は友人の車だったり同行者付きで電車を少し利用するからこんなに歩かないよ!せいぜい一人で出かけたい時の往復で7~8㎞くらい。
▼いざ、参る!
緩やかな坂は次第に角度を上げて私の足腰と精神を砕きにかかってくる。しかも坂が本当に長い。泉涌寺まで行く坂道よりはマシだけど本当に死ぬ。コンクリが敷かれた舗装された道だけマシだけど住宅街なのに人が殆どいないのは何だか空恐ろしく思うものだしこの時点で帰りたかった。
小さな廃屋を横切る。前回と変わらずご健在。
辺りは一変して森然さを増し、行く先は暗くなっていく。そして湿り気のある空気に変わる。この辺から本当に空気が違う。このように感じるのは木々が生い茂ってるせいだ!まちがいないね!足腰はもはや死んだ。
看板も相変わらずだ。
前回はここにジジババが数人いて小屋の奥にある社や、階段の上に行くのを辞退したけど今日は誰もいない。体力はもはやピーク。登山では帰りの体力を計算してアタックするものである。私の今日の外出における心意気はもはや登山のそれに等しい。
帰り道の体力には一抹の不安…違う。両手いっぱいの不安があったが帰らなければ眠れないし満足にゴロゴロ出来ずに猫は夕飯を食べ損ねることになる!かわいそう!と己に鞭を打った。この先に何があるか、私は知りたい。
もう坂をやめてくれないか?怖いし帰りたい!と1分感覚で考えたけど次にいつ、此処まで来られるか体力や条件を揃えるまでの時間を考えると行くしかないのである。とにかく気持が逸る。何があるのか。何もないのか。誰かいるのか。これから何が起こるのか期待と不安が膨らむ。
稲荷神社。ここにきて稲荷。
日々出福荷神社について検索したものの特に情報は上がらなかった。説明書きもなく古くも新しさも感じない神社だが手入れされているのは明らかである。
階段を登る。この階段の暗がりから先はマジで行ったことがない。数年前の深夜、私と友人は確かにここで人の歩く音と何かを引きずる音を聞いたのである。暗がりのなかで電気も持たない誰かから隠れるために私たちは息を殺して正体を待ったが、恐ろしさから逃亡してしまった。ただ死体を埋めに来た奴とか犯罪の匂いだとしても電気くらいは持つはずだ。土地勘があれば暗い山を歩けるものなのだろうか。
カーブの先はまだ階段。しかし掘っ建て小屋みたいなのがある。なんとなく墓地にあるようなやつ。柄杓とかバケツが置いてある小屋のうちバージョンAくらいのやつ。「なんだ墓地か」とこの時点でなんとなく思った。
掘っ立て小屋を超えた先には南無阿弥陀仏と書かれていたであろう巨石が半分に割れていた。自然災害でもあったのかな?高さは大凡、1ジャイアント馬場くらい。
やっぱりお墓だった。
全体の数は少な目で地元の人のお墓なのか?と思った。本当に昔、この辺りに人が住めるようになってから住んでいる人達のための墓地かなとか考えたけどそもそもどこのお寺に管理されているのかは謎である。謎といえども管理はされてるので安全安心。
また階段が少しだけある。
お墓があるのはこの一画だけだろう。あとは急斜面を下るような獣道が幾つかあった。墓石から名前を確認してみたけど特に変わったものはなかった。そりゃそうか。
奥まで行きたかったんだけど巨大な蜂がめっちゃ飛んでたから諦めた。自然は超怖いよ。蜂なんて言葉通じないしそこに加えて刺してくる。しかも激痛で腫れが酷いとか本当やめろ。まあ奥まで行っても墓だしそれなら墓池の方がボリュームがあって楽しめる。
▼墓池の記事はこちら!動画もあるよ!
▼昼間調査のまとめ
- 墓地だった
- おそらく浄土宗の配下(検索したけどヒットなし。しかし独特の言葉が看板にある)
- 坂道と階段はキツイけど直前まで車やバイクで行けば余裕
- 改めて検索してみたがネットに情報はないようだ
- 獣道が何処に向かうのか。急斜面を下らない、平坦な獣道を次回は歩いてみたい。
- 昼間でも閑静過ぎる住宅街に改めてビビった
- なんだ墓地かよ感は否めない
- しかしあの晩と同じ体験をしたいから夜に行きたい
おしまい