『ミスペレグリンと奇妙な子供たち』を観て来た!ダークなファンタジー!目玉!好きな感じだった!!
Caution‼︎
ネタバレをしている!かもしれない。
▼ あらすじ
不思議な能力を持つ子供たちは同じ毎日を繰り返す。永遠に子供のまま毎日決まった時間にタイムリープをする。そんな子供たちを守る先生がペレグリン、とてもいい女なんだ。こどもたちは後頭部に口を持つ少女、怪力な少女、夢を可視化させるおませな男の子など様々だ。彼らは一般の世界のなかで生きていたら見世物になってしまうだけ、だから彼らは子供のまま生き続けている。
主人公のジェイクは祖父が語る不思議な話が大好きだった。幻想的な内容に大人たちは祖父を変わった空想家と片付けていたが、証拠となる写真があった。しかし皆はインチキと笑った。ある晩、祖父は不思議な死を迎えジェイクは遺言の通りに小さな島に出掛けた。そこで出会ったのは祖父が語った不思議な子供たち。古びていた洋館はたちまち新しいものに変わり、時は1940年の9月3日のままだった。
ジェイクが1940年の洋館に入れたり子供たちと出会えた理由はジェイクもまた不思議な力を持った青年だったからである。
あらすじはこんな感じかな。悪いやつは本当に悪い感じで少しグロテスク。だけど全員が綺麗な身なりだったり1940年代のクラシックな雰囲気のおかげで子供の眼玉を貪り食ってるシーンもどこか品があって、まるで※ブリヤサヴァランと友人たちの食事風景のようだ。(サヴァランたちの食事風景なんて見た事ないけど。)
※ブリヤ=サヴァラン
フランスの美食家。味覚の生理学、美味礼讃を書いたオッサン。チーズのブリヤサヴァランと関係あり。ちなみにこの本はとっても面白いしクラシックなグルメ本なのでお勧め。
ストーリーが大好き。永遠に子供でいる変わりにどんな脅威からも守られる人生は少し考えさせられる。祖父も不思議な力の持ち主だったけど理由があって洋館を出て歳を取る生活を選択した。本来ならずっと青年でいられたけど外に出たから結婚し子供ができて、最終的には孫が出来た。その孫が今度はミスペレグリンと会う。ペレグリンは祖父の死を聞いたとき何を考えたんだろう、とか気になり出したら色んな事を考えたくなる映画だった。
子供たちは不思議な能力者もいれば化け物だろ…なんてものもいて。だけどペレグリンは分け隔てなく接していて、現実の人間は見た目に縛られがちだけど見えないものを見て信頼し合っているんだなあと映画を観て思った。なんとなくティムバートンの人間性に尊敬してしまう。あんなもの描ける人間はどんな苦悩を抱えているのやら。
雰囲気や時代、裏を読もうとしてしまう人にはオススメなダークファンタジーだ!!!!!(あと化け物マジ怖い)
全体的に不気味な雰囲気なのに双子なんてめっちゃ可愛いし(マスクの下は除く)、洋館というワードに敏感になる系女子だから全体的に私は楽しめた。なんならもう一度見たいっす。
ペレグリン先生が良い女すぎるんじゃ~~~~
こんな女性になりたい(高すぎる願望)
セカンドブロ具はここ