【妊婦健診】7ヶ月検診に行ってきた話
いや、お前なんで胎児なのに渋いこと言ってんだよ!
となるトツキトオカというアプリがある。これは今日が何週目なのか即座に分かり、胎児の様子や身体に起こる変化について書いてあったりして便利である。
というのも妊娠中は前期、中期、後期でマジでホルモンバランスに変化がある。バランスが変われば体質に影響が出るし、そこに不便さを感じればストレスになるのは当然なことでそれを上手く理解してコントロールしようと努めるのが人間としての役割だが、妊婦になった自分の体を知るのに程よいアプリだと言える。
まあ己を知ったところで思うように生活したりコントロール出来るもんでもない、というのは現実的な今の答えなんだけどw
そんなわけで7ヶ月検診に行ってきた。
検診内容は省略する。とりあえず色々やった後に毎度お馴染みのエコーから胎児の様子を見てみると、前回よりも大きくなってるのが画面に収まらなくなってきた胎児の具合からよく分かった。
今回はこんな紙ももらった。産まれたてホヤホヤの赤ちゃんを見たのは随分昔の事だから思い出せないが、過去に見た赤子の手の大きさと胎児としての手の大きさは大して変わらないように思った。
赤ちゃんとして殆ど完成されてるじゃん!
という感想である。しかも胸のすぐ下まで赤ちゃんスペースとして私の体は確保されていると思うと妙な恐怖感がある。「妊婦は二人の体だから」といったことを昔からよく聞くが、マジのホントの見事に二人なんだなという恐怖感や緊張感のようなものが突然、湧き上がった。
そして襲いかかったのは妊娠糖尿病という現実である。
私の母や祖母は糖尿持ちであった。父は高血圧であり、そりゃあもう因子としては最悪で胎盤の完成によりインシュリンがクソとなった。余談だが産後に落ち着く事が殆どらしいから、まあ調子に乗った食生活は控えたいところである。
2018年の4月に精神科で採血した時は健康優良児だった私が見事、同年の12月に「妊娠糖尿病の予備軍かも」という話が浮上してここ数日のうちに検査を受けることになった。ヒェ〜。
健康優良児として産みたいのは誰しもが願うところである。食生活の見直しは指導通りに取り入れたいところだが、いまのところ指導らしいことはされてない。強いて言えば「トマト食え」だの「塩を控えろ」くらいのことだ。
検査の内容や、結果についてはまた追って書いていきたい。
妊婦になる前は妊娠出産レポはどこに需要があるのか分からなかった私だが、今ならわかる。例えば電化製品、美容整形、コスメのレビューやレポを読むように妊娠出産もまた下調べや他の人はどう感じたかが気になるものなんだな。
未だに分からないままと言えば「マタニティフォト♡」とか「ベビたんはやくお顔見せてね♡」みたいなノリである。
十月十日かけて育ってくれな、元気に産まれてくれなと思う。思い方はそれぞれなのだから何でもいいと思ってはいるものの、もうちょいこう、王道の妊婦感性を少しは持つものなのかな?と少し思ったがそんな事はなかった。
さて、明日は分娩予約をとった病院内にある精神科で現状の話をしてこなければならない。産科の人々が私の現状を知り、対策を作るために必要らしいから色々と赤裸々に症状を語らねばならない。
当然だが妊婦健診はそれなりに緊張するし、また精神科も違った緊張をする。そしてその翌日には検査が控えているのだから妙な疲れは感じてるものの、睡魔は一切感じない。
今日からの数日は眠れない、眠りの浅い日々を過ごす事になりそうだ。眠剤が使えないのは本当に不便だなと感じる。自分の体や子供の事だからしっかりしたいのは当然なのに寝惚けて言うことを忘れたり、下手をするのでは?と考えるとやりきれない思いがする。
私一人がしっかりすればいい話なのに、思うようにしっかり出来ないものだから心底からやりきれない。それでも一日一日と本当に戸籍上、母になる日が近付いているのだから緊張する。気張ってもダメだし手を抜くのも違う気がするから「これでいいのだ」という点をはやく見つけておきたい。
出産は痛いだろうから怖いし、産後は何か色々変わると聞くから怖いし、育児や教育は不安ばかりが浮かぶ。そんなときに考えるのは「このチビはどんな顔でなにを好きになるんだろう」といった想像で、それが何故かこう気が休まるキッカケになるから不思議だったりする。
まさかこれが…噂の…母性とかいうやつなのか…?
いや、知らんわ。
実際、どうなの?
▷つづく