ressentiment、足りてる?

釣りと廃墟と子育て(時々、ヤケ酒)

【猫飼いさん必見】猫の肥大型心筋症という病気の恐ろしさを知っていますか?

我が家には三匹の猫がいる。

出生も出身もみんな異なる猫たち。

 

 

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こちら5歳の時に我が家にきたフーコー、現在は10歳の長老に片足を乗せた甘えん坊だ。

 

 

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その次に来たのが横浜の片隅の田んぼで捕獲された子猫のデリダ。現在3歳の若猫でよく喋る。これまでの語録は多数あり我々のことは「ニンゲン」と言い放ち暇を持て余すと「ふまん」と漏らす愉快猫だ。

 

そして殺処分寸前で我が家に駆け込んできた巨漢、唯一の雄にして1歳という若さを持つペトラの三匹がキリん家にいる。

 

当たり前だがそれぞれ個性、性格があり分け隔てなく愛情を注ぎ毎日を共にしている。何なら私は猫と一緒に寝る夜の時間が一番好きと言っても過言ではないくらいだ。

 

 

 

特にデリダは仰向けに寝る私の顔を胸の上から直視している事や、うつ伏せでスマホを触っているとスマホとの間に入ってゴロゴロ言い出す意味不明な愛を注いでくれている。

 

 

 

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そんなデリダが先日、肥大型心筋症という病気になってしまった。もちろん軽症で済むような段階に見られる咳や食欲低下、活動の低下など全くなかった。これについて今日は経過と闘病の記録を書いていこうと思う。

 

 

体調を崩したのは9月最後の夜。

夕食をねだってたくさん?普段通りに与えて数時間後、体温の低下と呼吸の乱れたデリダがベットの下で蹲っていた。その日は深夜に差し掛かったのもあり様子を見ながら朝を待った。

 

 

翌日、動物病院に片っ端から連絡を入れるも断られ救急のペットクリニックを紹介され、すがる思いで電話をかけるも「今日は予約でいっぱい」と断られた。デリダの状況をネットで調べると危険ですぐ病院に連れて行くようにと記載があるのに、この状況を伝えているのに何故断られるんだと心底から憤った。

 

 

木曜は午後休診なところも多く獣医が回答するというサイトに登録しあらゆることを聞いたが調べて出てくるようなことばかり言われ呆然とした。

 

 

そして運命の金曜日、近所のクリニックに朝一で電話をかけたら「今すぐ来てください」と言われた。デリダは相変わらずぐったりしており、水は飲むがトイレに行く体力もなく失禁している状態だった。

 

 

病院について検温してみると34度。

猫の平均体温より4度も低く、呼吸も荒い。エコー、レントゲンだけを撮ってもらうと肺が白く写っていた。獣医は「肺が何かが原因で大きく膨らむことが出来ていない。この体温では生きている事だけが奇跡でストレスを避けて暖かくして自宅で過ごした方がいい」と言われた。

 

 

他にもやるべき検査はあるが、この状態では耐えられないだろう。検査費用を使うよりこの子が喜ぶことをしてあげて欲しいと言われて帰宅。

 

 

ひたすら温めて2時間おきに蜂蜜を舐めさせ、給餌もした。

時間が経過するに連れて口呼吸をするようになり明らかに苦しそうな表情に変わっていった。私と夫はデリダにひたすら謝り、撫でて、安心させようと努めた。涙が止まらなかった。一昨日まであんなに元気だったのにもうお別れ?理解も妥協も出来なかった。

 

 

本当に死んでしまうという瞬間が何度かあった。

その度にまだまだ遊び足りないよね?と玩具の音を鳴らすと耳が反応した。撫でると何時ものように返事をしようと口を開けたり普段通りに振る舞おうとする部分が見て取れた。その度に楽にしてね、と言いながら撫でてはデリダの匂いを嗅いでいつもみたいに額にキスをした。

 

 

翌朝、また同じクリニックに駆け込んで体温を測ってもらうと40度。

 

 

それでもいつ死んでもおかしくない状況に変わりはないと言われたが、私達はデリダは今も余裕があれば遊びたくて可愛がられたい気持ちが強い。きっと頑張ってくれると賭けて詳しい検査をしてもらうことになった。

 

 

そして血液検査、レントゲンを撮り胸水が溜まっているのでそれを抜く処置をしましょうと言われた。もちろんこの処置も身体に負荷がかかり耐えられない場合もあるだろうと言われた。しかし私たちの決断は少しでもデリダが楽になることだった。

 

 

呼吸困難で死ぬのはつらい。見ている方も本人も。

それなら一度抜いて安らかにと願った。処置までは酸素室で楽になれるし処置が終われば呼吸も落ち着いて、それでも心臓が限界なら眠るようにというのがお互いにとって唯一の救いになると思った。

 

 

 

 

それから胸水は無事抜けて、投薬治療が始まった。それでも油断できないには変わりなく処置した翌日には胸水を抜く事もあると医師は言った。

 

 

翌日は夫がデリダをクリニックに連れて行った。その間、本当に落ち着かなかった。

 

 

 

しかし経過は良好で次の10日の診察でも胸水が溜まっていないことを願っている、本ニャンの体のために。投薬はおそらく死ぬまで続くだろう。

 

 

 

 

 

 

死の間際から数日が経過し、現在はほとんど普段通りのデリダに戻った。ただ少し怠そうだったり少しの事で息が上がっていたり、自分からほとんど食事をしない。ねだって来るようになったから此処は要観察かと思っている。

 

 

 

三毛猫は小さい頭で色んなストレスと不安に抱かれてながら小さい心臓を今日も動かし続けている。少しずつ普段通りの甘えてばかりの猫に戻ってきてくれた。これがひとときだとしたらと思うと涙はすぐそばまでやって来る。

 

 

命はいずれ尽きて巡るものだと信じている。そしてまだ尽きる時ではないと願っている。

 

 

 

つづく