【しみだれ豚まん】ウマいのに1年で宵山だけでしか食べられない超限定グルメレポート!
京都の夏は宵々山の夜からはじまる!!
四条通りはホコ天に代わり、烏丸は屋台天国となる。夜店が並ぶ道では人が密集し一方通行が基本である。見渡す限りに人の海、蒸し地獄。
鉾がある通りではちまきを買う人、記念撮影する人、鉾に乗る列に並ぶ人に通りたいだけの人が入り混じる。人が多すぎる…Uターンしようと考えた所で一方通行。進むだけが人生であると宵山は語るのである。知らんけど。
祇園囃子が響き夏の夜を演出する。
この囃子、夜道に一人で何処からともなく聴こえて来たら間もなく異世界に迷い込んでしまいそうな情緒がある。
そんな訳で宵山に行きたい!でも京都まで行くのは面倒くせえな!という方は森見登美彦先生の『宵山万華鏡』を読みましょう。ホラー小説のなかで5本の指に入るほどお気に入りの短編です。
蠢く人の頭を見下ろす菊水鉾。
生ビールがメッッッッチャうまい。
祭りのビールは500円が基本だけど300円で売る店も多いからコスパが気になる君は居酒屋を探して生ビールを買おう。クッソ暑いから音速で温くなるけどこれが夏祭りって感じで悪くない。
そんな感じで彷徨うこと40分‥
膳處漢(ぜぜかん)ぽっちりに到着~~~~!!
本日のお目当「しみだれ豚まん」が買えるお店でござい。
店の前から長蛇の列で若干諦めたくなったものの、食い意地はある。これを食べるために今日は来たのだ。そんな訳で並ぶこと20分弱。
すんごい色の豚まんが見えて来た!
この豚まんは1年のうちに宵々山と宵山の二日間のみ食べられる超限定グルメである。551よりも大きめで中華街で売ってる肉まんくらいある。直径約10㎝。ボブサップの拳骨ひとつ分くらいかな。ボブの拳の大きさ知らんけど。
そんな感じで改めて乾杯。
ちなみにこのビールは500円。たっか。
ずっしり重いから一人一個よりシェアする方がいいかも。他の屋台のものが食べられなくなるボリューム。
汁が沁み込んだところがじゅわっと皮の甘さを引き立てるんだなあ…。
握力がゴリラだったみたいで気付いたら美味しさのあまり豚まんを潰してた。お肉はプリップリのジューシーで生姜が効いててメチャ飲める。お腹もめっちゃ膨らむ。これは来年も食べなくてはならないと思った。
▼まとめ
・汁でびしゃびしゃになった皮がウマ過ぎ
・見た目の割に塩辛くない
・生姜の効いたぷりぷり肉の豚まん
・肉がぷりぷり過ぎて泣ける
・メチャウマ!!!
・宵々山の20時頃に並んで20分でGETできたよ
・絶対食べたいなら宵々山で!
▼店舗詳細はこちら
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260201/26001011/
霰天神山すぐにお店があるよ!
個人的には食事も美味しそうだから行ってみたいなと思った。
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