【画像あり】わざわざ春の京都に一人で出かけて花見をしようとしている君の為に教えたいスポットがある。
春眠暁を覚えず。
猫事情につき寝不足な毎日を送っているわけだけど猫様は日中、ベランダに近い窓に根を張っている。全身を伸ばして春の陽を楽しむ猫様の背中や腹をブラッシングする午後が習慣になってきた。東京での用事が済むころ、京都の東の方から順に桜前線が広がる頃である。桜の開花と共に私は京都に帰す。花を楽しむ心構えはもうできている。
桜の下には日本全国同じような風景が広がる。泥酔、新歓、恋人たち、家族、そして私のような腐れボッチが天を仰ぎ今年一年の始まりと昨年度を逡巡し酒を煽るのである。春は酒。酒は春。
高校を卒業して間もなく京都に引っ越した当時の私の趣味は社寺巡りだった。我ながら渋い。人と行くと満足にダラけられないので基本的には一人で行った。花が咲けば神社に行き、青葉が美しいと聞けば野に出て、紅葉したころに寺を練り歩いた。雪が降れば原風景が残る京都市内を散策した。キリンが歩けば季節が巡るのである。まあ私が死んでいても季節は巡るのでおこがましい事を書いたわ。形だけ反省するわ。メンゴ。
桜を見るなら街を歩け!!!!!
一人ぽそぽそと桜を観たい時くらいある。わざわざ京都まで一人で来る人にこっそり教えたい桜スポットを公開する。ばったり『あいつキリンじゃね?』と見かけてしまってもそっとしておいてね。たぶん私だろうけど桜の下で仮死状態になってる。
広大な敷地に桜の木がたっくさん生えてる。少々混雑してるけど気にならない。ゴツいカメラを持ったガチ勢もたくさんいる。みんな思い思いに過ごしているから一人でも人目を気にせず桜を楽しめる。あと普通に自然すごい。都会っ子ならなおさらオススメ。
SNS映えするかは分からないけどいろんな写真が撮れる場所でもある。個人的にはマジで結構好き。植物園住みたいレベル。
夜桜もあるぅ!!!
時期によっては夜桜も楽しめるからスケジュールを確認して行こう。コンクリが敷いてない部分もあるからヒールよりスニーカーでガッツリ散策することをオススメするよ。
花が咲くと哲学捗る。秋冬はアンニュイで考え事をしてしまう季節的な風潮あるけど始まりの春、いちばんきれいな花のときの方が考え事が捗る気がする。去った悲しみよりも去ることを知りながら満開になる姿に感慨深く感じてしまうよ~。
アクセス
京都駅から地下鉄かバス。道路が混んでるから電車の方がスムーズに移動できる。北山駅はオシャレタウンでレストランやカフェもあるから植物園の外を散歩するのも楽しいよ。
詳細はここから→京都府立植物園/京都府ホームページ
鴨川沿い
写真は植物園を出たところの橋。(名前知らん)
川沿いを歩けば桜並木、清らかな鴨川。はい!もう十分いい感じですね。
ちなみ森見登美彦先生の本にやたら出てくる出町柳のデルタも桜はあるけど大学1回生とか二十代なりたてのキャピ勢が弁当を広げてるからボッチは孤独死不可避。ゆっくり花見をしようなど考えてはいけない。
激混雑だけど丸山の枝垂れ桜は一度はぜひ
八坂神社奥の丸山公園にある枝垂れ桜は大きいので人が取り囲んでいても何処からでも見える。公園内は600本を超える桜が所狭しと花を広げているので圧巻。酒の席あり。
こんな感じで泥酔した老若男女を週末に見かけること多し。観光客ばっかりかな?と思いきや以外に京都人がなんだかんだ多く花見をしてる地域でもある。ちなみに竹久夢二が住んでいた家もあるから好き者は散策どうぞ。
竹久夢二といったら美人画よな~。色使い、おんなの形、すっごい好きら~。興味ある人はググったらいいと思うよ。
私の花見スタイルは『仮死状態』。
これあそこっすね。京阪、神宮丸太町付近のベンチ。写真のひとはまったく知らんけど私もこれに倣ってこの人の上にあるベンチで日光浴もとい桜の下で仮死、もとい散る桜を顔面に受けてうたた寝。春は酒、酒は花。そして惰眠。春の陽、花見にはしゃぐ人々の声と川の流れる音を聞いてする昼寝最高だぜ!
木屋町の喫煙所もいいよね。まあこれは花見スポットより日常に近いところに花がある街として京都最高だよなという褒め。高い建物がないだけでこれだけ辺りを見渡せるものかと子供のときは感動したぜよ。あの感動は今も変わらず毎日新鮮だ。
最近気が付いたけど私あれだわ。自然大好きっ子だわ。ハイテクも好きだけど住むなら緑が多い場所がいいすね。
(めちゃ加工かけた写真しかなかたりしてゴメンら~。写真に統一感ない記事きらい~!)
おしまい
SNSもよろしくぅ!!!!!!